出張中に滋賀県のコンビニで目に付いたので買いました。
大学の同期のて○がお勧めしていたので買うに至りました。
構成は①高田純次と精神科医の和田秀樹との対談②和田秀樹が高田純次の言動や行動を分析③高田純次の独白の3部からなってます。
もともと高田純次は好きなんですが、改めてその良さを再認識した一冊でした。
気になった部分は
「世の中って、俺より頭のいい人のほうが多いんだ」という高田純次の言葉に対し
「賢い人はいっぱいいるから、人の話を聞ければいい。」と思えれば、賢く生きられる。
と分析してはります。
ほんまその通りやと思います。
家族がありながら唐突に仕事を辞め、劇団に入った高田純次の行動について
「夢のために生活なんて犠牲にしてもいい、周りの人間を犠牲にしていい」と考えるような、自分に実生活の大変さを課すことのない人というのは、夢を実現させる現実的な手段を持ち合わせていないし、ちょっとした成功も望めないものです。だからその多くは夢をつかむことはないでしょう。「自分はミュージシャンになるのだ」とヒモになっている人は本当のプロのミュージシャンになった試しがないとよく言われます。夢を実現するには地に足のついた現実感が必要なのは確かなことです。
ヒモを例に出したのが分かりやすい。
こちらもかなり納得しました。
文章が読みやすく、文字も大きかったのでさくさくっと読みました。
納得する部分半分、ちょっとちゃうやろ?って思う部分半分ってな感じでした。
3月5日に購入、翌6日の新幹線内で読みきりました。