久しぶりのブログですな。
愛読ブログに教育について書いていたので勝手に転載。
農業ってそういうことだったのか
所感。
ビジネス仮説たてて戦略立案して、戦術はテクニックなのでどうでもよいが、実行するとよい。
農家の場合、マーケティングゼロで行動に入るからねえ、それで儲からねえ、うまくいかねえって言う。これをバカのひとつ覚えという。もっと頭をつかったほうが良い。ただどうやってやったらよいのかわからない人も多いって感じを受ける。それは教育の問題になる。
老若男女、全国各地、おれはいろんな農民との交流がある。第一に心意気の問題、次に受けてきた教育の問題を憂う。
できる農家はどうでもよい、放っておいても勝手に結果だしていくので。
問題は若い農家だ。
農家の子ってみんな良い人ばかり。ココロがまっすぐである。そして大事大事に育てられている。親は子になんとか農業を継がしたいからねえ、甘いんだ。農家の長男ってそんなもの。
総じてみんなゆっくりしている。危機意識などない。
次、教育の問題。
社会全般に言える、本質思考できる人なんて少数。
学校教育では詰め込みであんな教育というか反復練習などサルでもできる。必要なのは本質を見極められるかということ。
なぜ?なぜ?なぜ?を3回くりかえしてみたらいろいろ見えてくるよ。
以下簡単な命題。
「農業は衰退産業である」
なぜ?
新しい担い手が入ってこないから
なぜ?
もうからないから
なぜ?
デフレだから
なぜ?
モノ供給過多の時代
・・・
学校教育と社会で受ける教育はぜんぜんちがう。
彼らのキャリアとして社会に出ることもなく、そのまま農業の世界に入ったのでよく言えば純粋培養、ただのボンボン。
社会に出ての2年3年のキャリアはその後彼らの一生の仕事をつくるので非常に大切だ。
塾で子供を教えていて思うのです。
「なぜ?」を考える人がいない。
そういうもんなんだで通り過ぎる子が多い。
塾&学校の教育自体が「なぜ?」を考えさせないようにできているような気がしてならない。
というか
社会全体が「なぜ?」を考えさせないようにしている気がしてならない。
テレビの話題に夢中になっている中高生を見て思う。
大丈夫かよ。もっと自分の頭と体使って行動しようよ。主体的に動こうよ。
もどかしい。
でも子どもが悪いんじゃなくて大人が悪いんだよね。
主体的に動く人がいないんだよなぁ。なんて思っちゃう。
耳が痛いですな。